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衣類の変色事例(リアルファーの変色)

あるお客様から、リアルファー(毛皮)付きダウンジャケットをクリーニングに出したら変色したというクレームをいただきました。

厚生労働省認可のクリーニング総合研究所に鑑定に出して調べた結果、蛍光灯や外出時の直射日光(紫外線)が原因でした。(鑑定書はこのページの下に掲載しています)

つまり、お預かりした時点で既に変色していたのですが、受付時の検品でも、工場での洗う前での検品でも気がつかずに洗ってしまったものです。そしてお客様はもともと気がついていなかったため、クリーニング処理で変色が生じたものとしてクレームになりました。

お客様には、鑑定結果を説明して了承していただきましたが、お互い後味の悪い物です。洗うまでの間にこちらで気付いていれば、クレームにならなかったはずです。

お客様が気がついていない事例は、変色に限らず、スカートやワンピースのホツレ、スパンコールやビーズ飾りの一部脱落、セーター・カーディガンの虫食いによる穴あき、ボタンの欠落・破損など限りなくあります。

洗う前のお預かり品の点検・検品は、無用のクレームを防ぐために非常に重要です。

 

※クリーニング総合研究所による鑑定書です。

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※ちなみに、鑑定を依頼する時にはこのような書面を提出します。

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クレーム対応(注意すべき点と事例)

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