氏政クリーニング トップ > 03 上手なクリーニング店選び
上手なクリーニング店選び2
もう一つ重要なポイントが、溶剤の温度です。ドライクリーニングは、洗えば洗うほど溶剤の温度が上がってきます。ここに、縮みや風合いの変化を生じさせる大きな原因があります。
当社では、高品質クリーニングの追求のため長年試行錯誤を繰り返してきました。その結果、洗浄力が強くて、精度の高い蒸留方式での溶剤中の汚れの取り除きもできる塩素系パークロールエチレン溶剤を低温の5度C前後まで冷却すると完全に溶剤から水分が取り去られ分離することをつきとめました。
※上の写真で、グリーン色の5.0と表示されているのが、設定温度です。赤色の4.2と表示されているのが、ドライクリーニング中の実際の溶剤温度です。
低温のパークロールエチレン溶剤には水分が一滴も混じっていないため、衣類が伸びたり縮んだりといった風合いの変化もなく、何回クリーニングを繰り返しても、色がくすんだり、色褪せることも色落ちすることも無いということが分かりました。
この洗浄力の強いパークロールエチレン溶剤を低温の5度Cで洗浄することが、当社が他店と違いビックリするほどキレイに仕上がる秘策です。
つまり、洗浄溶剤の管理のためにどのような汚れを取り除く装置が設置してあるかということと溶剤の温度を低温に抑える仕組みがあることが、良いクリーニングと悪いクリーニングを見分ける簡単な方法の1つです。
今どこのクリーニング店に出そうか迷われているあなた!判断基準はもうお判りですネ。一度、お店で溶剤の種類と汚れの取り除き方、洗浄温度をお聞きしてみてください。